施術案内
当院では様々な治療方法を駆使し、患者様に適した治療をオーダーメイドで行っております
皆さんは、接骨院(整骨院)をどのようなものと考えておりますか。
ほねつぎ、うちみ、くじきなどという言葉を昔はよく耳にしました。そうです。怪我を治す専門家です。骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷など新鮮外傷を治療するのが接骨院なのです。また日常生活で皆様が経験する、原因のわからない様々な痛みや運動障害も詳しく分析すれば数ヶ月~数年前の外傷(けが)が関与していることが多いのです。
そして最近は、ストレス社会、OA機器の影響、運動不足等何らかのマイナス要因が非常に多く、我々柔道整復師も障害は勿論のこと、様々な観点から、手技、物理療法、リハビリテーションを行っております。
治療法も、柔道整復の手技の他、AKA療法、PNF、バランス筋骨格調整、冷え性の治療、物理療法→微弱電流、超音波、超短波、干渉波、(どれもドイツ・アメリカ・国内一流メーカーの最先端機器)と常に患者さん第一主義で治療を行っております。また、むち打ち症などの交通事故外傷は当院が最も得意とする疾患のひとつです。
当院は、他の病院、整形外科、治療院との併用もOKと考えておりますし、患者様本位で医療機関と連携を取っております。内科疾患を除く、様々な痛み、障害に対してお困りの方是非当院の治療をお勧めします。
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骨折により骨折端相互間にずれが生ずることを骨片転位といいます。転位がある場合は、整復(元の位置に戻す)をして、その後ギプス、包帯、テープ等で固定をして、とにかく患部を安静に保つことです。初期には、冷却し患部を冷やしたり、その後電気治療やマッサージや機能回復の為の運動療法を行います。後半で重要なことは、長い固定期間によって患部よりもまわりの関節や筋、腱、靭帯等の軟部組織がかたく固まって、動きが悪くなり骨が癒合しても本来の機能を回復するのに時間がかかり、時には長過ぎる固定は完全に固まった関節等の機能を完全には回復出来ないこともあるので注意が必要です。
[ポイント]骨の癒合日数は、年齢、全身状態あるいは治療法等、多数の因子に左右されているため、一定してません。以下は標準の目安であり、確定できるものではありません。骨折が正常経過をとる場合、小児は成人に比して2~3割早いですが、高齢者は2~3割遅いこともあります。また固定が不十分なものは数週以上完治が延びることもあります。
※人により骨のつき具合は,かわります。
指骨 | 約2週間 |
前腕骨、腓骨 | 約5週間 |
下腿両骨 | 約8週間 |
肋骨、中手骨 | 約3週間 |
上腕骨 | 約6週間 |
大腿骨 | 約10週間 |
鎖骨 | 約4週間 |
脛骨、上腕部脛部 | 約7週間 |
大腿骨脛部 | 約12週間 |
一般症状として関節内外およびその周辺に種々の損傷、障害がおこりますが、それぞれの部位に疼痛、機能障害、腫脹、局所性発熱等がおこってきます。軽症では、多少の腫れと痛みに留まり短時間で治癒します。最も頻度の高い中度では、痛み、腫れ、機能の障害が強く現れます。特に受傷直後よりも数時間後に痛み、腫れが顕著に現れます。重度では、関節内出血により高度の腫れ、痛み、運動制限をきたします。骨折を合併する事もあるので注意が必要です。
1度(軽度) | 弛緩、引き延ばされた状態 |
2度(中度) | 半断裂 |
3度(重度) | 断裂 |
初期には、とにかく冷罨法(冷やす)、そして包帯による圧迫固定が、重要です。約2週間後皮下の出血斑(あざ)が、薄らいだ頃より温罨法(温める)、電気療法、マッサ-ジ、運動療法(関節がかたまらないように動かす)等を行います。「ぶつけただけだから」と甘く見ず、適切な治療と患部を安静に保つことが重要です。